日本応用動物昆虫学会誌
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8 巻, 1 号
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  • 森川 修
    1964 年8 巻1 号 p. 1-5
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    殺線虫剤,ethylene dibromide (EDB), 1, 2-dibro-mo-3-chloropropane (DBCP)およびcis-1, 3-di-chloropropene (cis-D)の作用機構を知るため,これら薬剤のワモンゴキブリ雄成虫に対する毒性および中毒症状についてしらべた。
    薬剤のアセトン溶液をゴキブリの腹腔内に注射し,72時間後のLD-50を求めると,EDB 0.398μg, DBCP 0.955μg, cis-D 0.059μgであった。
    中毒症状を直接観察した結果,EDB処理では麻痺に落ち入り死亡するのに対し,DBCPやcis-Dを処理したものでは,興奮,麻痺,死亡の順に症状が現われることが明らかになった。また,処理薬量を2倍にしても発現する症状は変らなかった。
    Entomographyを行なったところ,EDBを処理した昆虫ではけいれんのみが現われるのに対し,DBCPやcis-D処理の昆虫では,興奮とけいれんが同時に起こることが明らかになった。
  • 佐藤 安夫
    1964 年8 巻1 号 p. 6-10
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    無菌条件を必要としない簡易なニカメイチュウの飼育法としてイネの芽ばえ自身を餌として,ニカメイチュウを3世代にわたって累代飼育することに成功した。それらの結果を要約すれば以下のとおりである。
    1. 幼虫の生存率,発育日数および体重は合成飼料を用い無菌的条件下で飼育して得られている成績とほぼ同じ結果を得た。
    2. 蛹化率,1雌当り産卵数はやや低下するが,羽化率,卵塊受精率は非常によい結果を得た。
    3. 累代飼育しても幼虫の薬剤感受性は変化しない。またふ化後30日目の幼虫の生体成分の分析の結果,水分67.60%,粗脂肪41.41%,全窒素4.77%であった。
  • 第1報 両ミバエの発育生殖の可能温度,適温ならびに可能低温限界と世界の分布地とくに東洋温帯地に対する関係
    小泉 清明, 柴田 喜久雄
    1964 年8 巻1 号 p. 11-20
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    台湾その他の熱帯地にのみ分布して,青果野菜類に大害のあるウリミバエ(Dc)とミカンコミバエ(Dd)が昔から伝播の機会があったにもかかわらず,日本やその近接温帯地に土着しない事実は,生態学上興味あるばかりでなく,青果類の輸入にも関係があるので,生育繁殖あるいは土着の可能性があるかどうかを知るために,温帯の冬の低温と食物を制限因子と想定し,これらが両ミバエの生育,繁殖,寿命にどのように影響するかについて詳しい実験生態学的研究を行なった。
    報告は3回にわけて行なうが,第1報では発育生殖の可能な温度範囲,適温範囲,可能な低温限界についての実験結果と,これらの温度関係が世界の実際の分布地,また日本や隣接東洋温帯地に対してどのような関係になるかについて検討した結果を報告した。
    低温に対する抵抗力は,DcがDdより多少大きいが,差異は小さいから,特別の場合を除いて両者を一緒にして結果を摘要する。
    1 卵,幼虫,蛹(以下総括して前成虫という)がそれぞれ次の階梯,あるいは成虫まで発育のできる温度は,10∼12°Cから34∼36°Cにいたる範囲,成虫が交尾産卵のできるのは14∼16°C以上,天然寿命を保つのは9°C以上の温度である。
    2 各種の条件から判断して,前成虫の発育に適した温度は14∼16°Cから30∼32°C,成虫の寿命と生殖作用に対しては20°Cから24∼25°Cにいたる範囲である。
    3 適温と地球上の分布,生息密度,被害の大小の関係はきわめてよく一致する。
    4 日本本土や東洋温帯地に対する関係は,九州四国の両南端以北の最寒月の気温は8°C以下,北海道以南は最暖月16°C以上であるから,高温季節には生育繁殖ができるが,冬は活動停止して休眠するか,然らざれば低温死におちいる地方と推定される。
    5 発育零点はDcがDdより1°C低い。両種とも令が進むにつれ,恒温は変温より,漸降温は恒温と変温より低いが,両種を通じて恒温では卵,各令幼虫は9∼11°C,蛹は8∼10°C,変温では幼虫12°C,蛹11°C,漸降温では幼虫,蛹とも8∼9°Cである。成虫の飛翔,ほふく運動は13∼14°C以下,生殖細胞の成熟と交尾産卵は13∼15°C以下では行なわれず,天然寿命(3ヵ月以上)は8°C以下では保持されない。
    6 発育繁殖零点と地球上の分布地の関係は,きわめてよく一致する。
    7 東洋温帯地に対する関係は,1月の平均気温10°Cの等温線は八丈島とトカラ群島を結ぶ線に一致するから,以南の八丈島,小笠原,南大平洋諸島,沖繩,台湾は永久的生息地であり,以北は冬の期間の発育と繁殖は困難の地方であると推定される。
  • 大串 龍一, 森 常也, 板山 俊夫, 山口 孝之
    1964 年8 巻1 号 p. 21-25
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    Altitudinal distribution and variation of such biological characters as age distribution, mortality in each stage and the development of ovaries of adult females of overwintering populations of arrowhead scale, Prontaspis yanonensis KUWANA collected from nine stations which were arranged along the western and eastern slopes of Mt. Unzen, Nagasaki Prefecture were studied in March of 1953.
    The altitudinal distribution of arrowhead scaleranged from the seashore to 280m above the sea level. On the upper part of this range, it was observed that the population density of arrowhead scale become lower and other scales such as Pinaspis strachani and Lepidosaphes gloverii appeared instead.
    The age distribution of arrowhead scale from each stations were compared. Almost of all the living scales were immature or mature adult females. The number of living individuals per one leaf was 10 to 20 at the stations which ranged between 20 and 150m in altitude and less than 10 individuals at the stations between 150 and 280m in altitude. At the high altitude stations, overwintering stage was restricted in adult females only. On the contrary, some of the young larvae of both sexes were overwintered at the low altitude stations. The most survivals of the overwintering populations were consist of females. The percentages of survival of each stages were 5 to 20% among young larvae and 50 to 90% among immature or mature adult females. Any significant differences of the percentage of the survivals among stations were not observed.
    The development of ovum was examined by the dissection of ovaries of adult females. More of the developed ovum were found in the samples from the lower stations than that of higher stations. The number of developed ovum per one female was generally proportional to the altitude of collecting stations.
  • 後藤 昭
    1964 年8 巻1 号 p. 26-33
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    ミナミネグサレセンチュウPratylenchus coffeae (ZIMMERMANN, 1898)の胚子発育と幼虫発育を調査し,ステージの区分およびその識別のめやすを与え,生殖器の発育,卵期間,1世代所要日数を示した。
    1 夏季(29∼33°C),雌の子宮内にある卵あるいは産下された卵の発育ステージは,2細胞期のものが最も多く,単細胞期,3細胞期のものがこれに次いだ。
    2 胚子発育の過程を追跡し,各ステージの胚子を第1図に示した。
    3 この線虫は卵殻内で1度脱皮することを確認した。
    4 30°C(好適温度)の井戸水の中における卵期間は6日∼8日であった。4日目に蝌蚪期に達する。
    5 幼虫の発育をバレイショ塊茎中でFlap methodによって追跡した。この線虫は,孵化後3回脱皮して成虫となる。
    6 脱皮中の線虫の体長(第2表),生殖器原基の発育様相を調査し(第3表,第2図),それを基準として任意に選んだ幼虫の発育ステージを判定し,各期幼虫におけるa, b', c,口針長,排泄孔の位置(体長率)を測定算出した(第4表)。
    7 上記を合わせて各ステージの具体的な記載を行ない,生態調査で可能な程度の幼虫の発育ステージの識別法を示した(第5表)。
    8 この線虫の性の区別すなわち内部生殖器の構造の雌雄によるちがいは,幼虫第4期(pre-adult)までつきとめた。第4期も進むと雌雄は外観から区別できるようになる。
    9 この線虫の幼虫をバレイショ塊茎の病斑部より分離して水中に放置すると,前のステージの脱皮殼を2枚つけたまま成虫になることがある。
    10 この線虫のバレイショ塊茎中における1世代経過所要日数は,好適温度(25∼30°C)の場合1ヵ月足らずである。個体によるふれが大きく,幼虫の各期についての経過所要日数は定め難いが,孵化幼虫はほぼ2週間で成虫となり始め,孵化後3週間では抱卵がみられた。
  • 伊戸 泰博
    1964 年8 巻1 号 p. 34-44
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    本邦各地の野外植物上から採集された8種のホコリダニ類Tarsonemidaeについて,各種の形態を記載した。ここに述べた種類は次のとおりである:Tarsonemus fusarii COOREMAN, 1941; T. pallidus BANKS, 1899; T. yoshidai ITO, 1962; T. sasai ITO, 1962; T. evodiae, n. sp.; T. nakayamai, n. sp.; T. cornus, n. sp. T. takaoensis, n. sp.
    T. fusariiT. pallidusとは本邦新記録で,T. yoshidaiT. sasaiについてはこれまで未知であった雌の初記載を行ない,T. cornus, n. sp., T. takaoensis, n. sp.については雄のみの記載を行なった。
  • 桐谷 圭治
    1964 年8 巻1 号 p. 45-54
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    ミナミアオカメムシの卵は卵塊でうまれ,1令幼虫はふ化脱出後の卵殼上に集合し,2令では2頭以上の集団の穂当りの大きさは13∼14頭,3令は6∼7頭で4令以後では集合性はみられない。この集合の意義を明らかにするため産卵後24時間以内の卵塊を1, 2, 5, 10卵区に分割して25°C下でバレイショまたはインゲンのさやを与えて調べた。
    (1) ふ化および脱皮の斉一性は,卵および若令期では大きい集団ほど斉一であるが,老令期ではこの関係が逆転する。
    (2) 令期間は,1令期では集団の大きさと無関係であるが,2令では集団が大きいほど短縮する。4, 5令ではこの関係は逆転する。3令期は両者の中間を示す。
    (3) 日別死亡率は,1令では集団の大きさと無関係であるが,2令では集団が大きいほど低い。5令では逆に10頭区で死亡率が高くなる。3, 4令期は両者の中間で中間密度で死亡率が低い。
    (4) 以上の結果1頭区は全死亡率および幼虫期間がもっとも高くかつ長いが,2頭区ではもっとも低くかつ短かくなる。
    (5) 幼虫の体色は密度によっても支配されることがわかった。すなわち高密度は黒化の傾向を強める。
    (6) 羽化成虫の体重は高密度区のものほど雌雄とも有意に減少した。
    生命表によれば自然では若令期に高い死亡がおこるが,幼虫が集合する習性はこの時期を短縮する効果をもたらし適応的な意義がある。また日別死亡率が若令期では集団サイズが小さくなると高くなることは,集団成員の部分的な破壊をもたらす死亡要因は,生き残った幼虫の生存率をも集団の破壊の程度により左右する可能性があることを示す。しかし,自然における集合性の意義を評価する場合,集合性のために死亡要因が集団単位にall or none的に働くことが多い事実を考えにいれる必要がある。
  • 第4報 幼虫生育因子の化学的性質について
    玉木 佳男
    1964 年8 巻1 号 p. 55-61
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    コカクモンハマキ,Adoxophyes orana FISCHER VON RÖSLERSTAMMを合成飼料によって無菌的又は半無菌的に飼育し,茶葉に含まれる幼虫生育因子の化学的性質についてしらべ,さらに,数種の粗物質ならびに純物質の生育因子活性をしらべた。
    この幼虫生育因子は熱水,70%エチルアルコール,50および67%アセトンに可溶性,ベンゼン,クロロホルム,アセトン,エチルアルコールおよび水飽和醋酸エチルに不溶性であり,酸,アルカリには比較的安定な有機化合物である。また,酸性,アルカリ性からのエーテル抽出,およびイオン交換樹脂に対する性質から,この生育因子は中性物質であると考えられる。さらに,中性醋酸鉛で沈殿し,活性炭に吸着されない。また,含水エチルアルコールに対する挙動から,この因子が単一な物質ではなく,少なくとも2つの物質から成るのではないかと考えた。
    試験した粗物質のうち,強い生育因子活性が認められたものは茶葉粉末,アルファルファ水抽出物,および酵母水抽出物の3つであり,弱い活性がパン用酵母,粉末酵母(エビオス)およびレンダーエキス粉末に認められた。その他の水稲茎水抽出物,ペプトン,カゼインソーダ,バクトカシトン,アルブミン,デキストリン,可溶性デンプン,および茶葉から得た粗カテキンはいずれも活性を示さなかった。
    試験した純物質はいずれも生育因子活性を示さなかった。すなわちこの生育因子は次のいずれでもない。アスコルビン酸,ビタミンB12,リボ核酸,グリシン,シスチン,グルタミン,アスパラギン,アラビノース,キシロース,フラクトース,ガラクトース,マンノース,ソルボース,ラムノース,シュクロース,ラクトース,ラフィノース,トレハロース,メリビオース,セルロース,アドニトール,マンニトール,アコニット酸,酒石酸,フマール酸,マレイン酸,リンゴ酸,修酸,コハク酸,および酒石酸。
  • 第1報 メチルパラチオン抵抗性の発達
    橋本 康, 深見 順一
    1964 年8 巻1 号 p. 62-68
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    コナマダラメイガに対して実験室内で薬剤抵抗性をつけることを試みた.淘汰薬剤にはメチルパラチオンを選び,淘汰率を80%として,終令幼虫に対しdry film methodにより淘汰および検定を行なったところ,淘汰開始後6世代目に標準区と明瞭に抵抗性の差が認められる系統が得られ,この系統は16世代目には約7倍の抵抗性を発達させた.この系統は抵抗性がますにつれ,薬剤感受性のhomogeneityがはじめ低くなり,のち高くなる傾向を示した.淘汰を止めた場合の抵抗性の減少は14世代目以後はゆるやかになった.抵抗性系統では幼虫の体色が桃色になり,成虫の体色が白味がかってくるが,これはいずれも抵抗性とは直接の関係はなかった.この系統はスミチオン,マラソン,メチルパラオキソンに交差抵抗性を示したが,エチルパラチオン,EPNには示さなかった.コリンエステラーゼのメチルパラオキソンに対する感受性,アロマチックエステラーゼ,アリファチックエステラーゼおよびコリンエステラーゼの活性も検討したが,これらのものは,アリファチックエステラーゼを除いて,直接抵抗性には関係ないと判断された.
  • 野村 健一, 須藤 昇吾, 清水 武秀, 田代 祐二
    1964 年8 巻1 号 p. 69-75
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    メチルジメトン剤には,メタシストックス(P=O体・P=S体あわせて50%)と改良メタシストックス(P=O体のみ25%)とがあるが,最近は後者のほうが多く用いられ,果樹への塗布薬剤もこれが主体となっている。われわれはこの改良メタシストックスの塗布処理について,効果(薬量)および薬害の両観点から考察した。
    1. 成木では,主幹より主枝または亜主枝に塗布するほうが経済的であり,その薬量は,(a)枝に投与されるべき絶対量,(b)樹皮単位面積あたりの塗布量(塗布液の厚さ),の2点から論議されるべきである。(a)は防除効果に,(b)は薬害に関係があるが(後者についてはあとで述べる),この中(a)は枝の大きさに応じて加減すべきはいうまでもない。従来,その薬量算出基準には,枝周・葉数・枝体積などがとられてきたが,枝周基準の方法は枝の大きさによって効果にむらがある(Fig. 2)。われわれは原理的には枝体積によるのが妥当であるとし,その適正薬量を次のように想定した。すなわち,アブラムシ類防除には枝体積1500∼3000cm3あたり原液1cc,ハダニ類には1500∼2000cm3あたり1ccが適量であるとした(春∼初夏の場合を標準として)。
    2. 上述した各種の薬量算出法で求められた薬量対枝周の関係を比較考察した(Fig. 3)。上に提唱した薬量は,アブラムシ類の場合は,V1∼V2の範囲で示される。ハダニ類のそれは,V1からほぼP2の範囲がこれに相当する。
    3. 実際問題としては,枝体積を測定して塗布量を算定するのはめんどうであるから,次のような方法を提案したい(簡易塗布法)。それは原液の引伸し塗布(樹皮100cm2に対し原液0.6cc∼0.8cc程度の)を行ない,かつ塗布範囲(塗布面積)は枝直径の3∼4倍長とするものである。これによって与えられる薬量は,Fig. 3のP1∼3の範囲と期待される。それは,上述した適正薬量にほぼ符合する。
    4. 次に(b)(樹皮単位面積あたりの薬量)は,薬害と関連があり,特にミカンでは注意すべき事項であるが,これと塗布時気温との組合わせから,薬害(ミカン)の発生有無がおよそ見当つけられることがわかった。Fig. 4のSの範囲では,ミカンでも薬害発生の懸念はほとんどないと考えられる。
  • 小島 圭三, 渡辺 弘之, 国吉 清保
    1964 年8 巻1 号 p. 76-78
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    サビアヤカミキリは琉球地方において,生きたタケ類にひどい害をあたえている。
    サビアヤカミキリの成虫は5∼8月に,生きたタケ類の幹に大あごでかみ傷をつけて,その傷の中へ1個ずつ産卵する。しかし,太いタケ類には不完全なかみ傷だけをつけて,卵を産みこまない場合もある。
    幼虫はタケ類を食し,約2年後にさなぎを経て成虫になる。この成虫はタケ類の幹に丸い孔をあけて外に出る。
    脱皮殼の大あごの大きさを測定することによっては,幼虫の令期を推定することができなかった。
  • 村上 陽三
    1964 年8 巻1 号 p. 79-80
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 第3報 半家住性ネズミにたいする応用試験
    岩城 利一郎, 斎藤 晴夫, 北川 晴雄, 竹田 隆昌
    1964 年8 巻1 号 p. 80-81
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 持田 作, 吉目木 三男
    1964 年8 巻1 号 p. 82-84
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 石井 象二郎, 平野 千里
    1964 年8 巻1 号 p. 84-86
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 石川 義文, 宮島 成寿
    1964 年8 巻1 号 p. 86-88
    発行日: 1964/03/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    The incidence of infectious flacherie of the silkworm, Bombyx mori L. in a mixed group of health silkworm larvae and infected larvae was investigated in relation to number of infected larvae mixed and length of mixed rearing period.
    The more infected larvae were mixed, the higher the incidence of infectious flacherie became. As the period of mixed rearing became longer, the incidence of infectious flacherie was increased.
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