電気学会誌

十見百聞

世界最大級の超電導磁気軸受フライホイール蓄電システム

—日本の産業技術によるフロンティア—

太田豊, 杉崎望, 藤ノ木俊宏

2016 年136 巻4 号 p. 197-200
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.197

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1．はじめに　フライホイール蓄電システムは，装置の内部にある大型の円盤 (フライホイール) を回転させることによって電力を運動エネルギーとして貯蔵し，必要に応じて運動エネルギーを再び電力

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徒然想

ふしぎ一杯“極光の国”

児玉浩憲

2016 年136 巻4 号 p. 201
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.201

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天空で色カーテンが揺れる──こんなオーロラをひと目見たくて，昨年秋の半ば極北の国アイスランドを訪ねた。オーロラ現象の研究は電磁気学の誕生・発展そのものであったという見方も，きっかけになった。

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特集：産業応用部門の国際活動

—産業界へ発信する国際会議のこれまでとこれから—

産業応用部門の国際活動：まとめ

玉井伸三

2016 年136 巻4 号 p. 202-204
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.202

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1．産業応用部門の歴史と現在　産業応用部門は1987年に電力エネルギー部門から独立し，パワーエレクトロニクス，モータおよびモータドライブ，モーションコントロールの各技術分野の研究とその応用を手掛ける産業に活動の場を広げた。IEEEでは1988年に Power Electronics Society (PELS) がIndustry

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IPEC：1983年第1回会議前夜から2000年会議まで

松瀨貢規

2016 年136 巻4 号 p. 205-207
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.205

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1．IPEC会議開催まで　パワーエレクトロニクス (PE) は，1956年のSCR (Silicon Controlled Rectifier) の発明にはじまる。それまで電力応用は主に電圧・電流の利用であり水銀整流器や回転機による電力変換であった。周波数の利用が固体半導体電力変換器により可能になり，PE技術の定義が1974年

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IPEC：2005年会議から現在まで

河村篤男, 清水敏久

2016 年136 巻4 号 p. 208-210
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.208

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1．2005年以降のIPEC　1.1　IPEC-Niigata 2005　IPEC-Niigata 2005は東京・横浜を離れ，新潟の朱鷺メッセを会場として2005年4月4～8日に開催された。組織委員長は大西公平教授 (慶応義塾大学)，実行委員長は赤木泰文教授 (東京工業大学)，論文委員長は清水敏久教授 (東京都立大学) が務めた。朱鷺メッセは部屋数が多

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LDIA : International Symposium on Linear Drives for Industry Applications

大崎博之

2016 年136 巻4 号 p. 211-213
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.211

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1．LDIAの成り立ち　産業用リニアドライブ国際シンポジウム (International Symposium on Linear Drives for Industry Applications： LDIA) は，電気学会産業応用部門主催でスタートした日本発祥の国際シンポジウムであり，リニアモータ，リニアアクチュエータ，磁気浮上などの技術とそれらの産業応用

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PCC : IEEJ/IEEE Joint IAS Power Conversion Conference

谷口勝則

2016 年136 巻4 号 p. 214-216
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.214

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1．会議の経緯　第1回電力変換国際会議 (PCC-Yokohama 1993) の報告書では，会議の成り立ちが次のように報告されている。「1988年10月アメリカ電気電子学会産業応用部門の理事会において，日本の産業応用部門と共催のパワーエレクトロニクスを中心として国際会議の可能性について議論さ

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ICEMS : International Conference on Electrical Machines and Systems

三木一郎

2016 年136 巻4 号 p. 217-219
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.217

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1．ICEMSの誕生と歴史　ICEMSは，International Conference on Electrical Machines and Systemsの略称であり，1987年に北京で誕生した国際会議である。このときはBICEMS'87 (Beijing International Conference on Electrical Machines) という会議名称であり，Beijing Society of Electrical Engineering

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SAMCON : IEEJ International Workshop on Sensing, Actuation, and Motion CONtrol

─モーションコントロールと関連分野─

大石潔

2016 年136 巻4 号 p. 220-221
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.220

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1．SAMCON開催の背景と動機　SAMCONはセンシング，メカトロニクス，モーションコントロールの分野をテーマとする電気学会産業応用部門主催の新しく発足した国際ワークショップである。IEEJ International Workshop on Sensing, Actuation, and Motion CONtrol の最初のアルファベットを用いて，その

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解説

燃料電池自動車の普及を支える水素ステーション

粟津幸雄

2016 年136 巻4 号 p. 222-225
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.222

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1．燃料電池自動車と水素　1.1　燃料電池自動車　2014年12月に世界初の量産型燃料電池自動車としてトヨタMIRAIが，2016年3月にはホンダからCLARITY FUEL CELLが市販され，究極のエコカーとされながらもかつては夢であった水素を燃料として走る自動車が現実のものとなった。

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技術探索

次世代へと引き継ぐ日本企業の国際標準化ビジネス

原田節雄

2016 年136 巻4 号 p. 226-229
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.226

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1．はじめに　1990年頃のことだ。国際標準化の世界に大きな異変が起きた。日米欧の各国が参加する国際標準化機構ISO(Organization for International Standardization)や国際電気標準会議IEC(International Electrotechnical Commission)の規格審議の場で，審議対象になる複数の類似

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学生のページ

感情認識ロボット

石川綾乃, 市原美樹, 稲数幸祐, 福田英昭

2016 年136 巻4 号 p. 230-233
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.230

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1．はじめに　長い間，日本だけでなく世界中でロボットの開発が進められてきた。産業用ロボット，軍事用ロボットなどさまざまな分野で活躍しているロボットがあるが，その多くは私たちの生活にとって身近なものではない。私たちが知る身近なロボットの代表的なものとしては掃除用ロボットが挙

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支部のページ　東北支部・東海支部

八戸工業大学「ヱヂソン倶楽部」

花田一磨

2016 年136 巻4 号 p. 234
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.234

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電気学会東北支部青森支所では年に数回，子ども向け科学教室の実施や他団体が実施する科学教室への協力を行っており，筆者が講師となり科学教室を実施する際には，筆者が

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名古屋大学減災連携研究センターの紹介

吉田昌展

2016 年136 巻4 号 p. 235
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.235

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はじめに　日本の中心に位置し，日本屈指の産業拠点である東海地方において，有効な防災・減災戦略の構築は重要かつ急務の課題となっている。名古屋大学は2010年に減災連携研究セ

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電気規格調査会だより

絶縁ゲートバイポーラトランジスタ[制定](JEC-2405：2015)

2016 年136 巻4 号 p. 236
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.236

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1．はじめに　パワー半導体モジュール標準特別委員会では，このたびIGBT (絶縁ゲートバイポーラトランジスタ) の規格JEC-2405-2000の改正版JEC-2405：2015を制定したので，その概要を紹介する。　2．背景　絶縁ゲートバイポーラトランジスタのJEC規格は，1998

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特別高圧 (11kV～500kV) 架橋ポリエチレンケーブル及び接続部の高電圧試験法[改正](JEC-3408：2015)

2016 年136 巻4 号 p. 237
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.237

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1．はじめに　特別高圧 (11kV～500kV) 架橋ポリエチレンケーブル及び接続部の高電圧試験法標準特別委員会では，このたび，JEC-3408：2015を改正したのでその概要を紹介する。　2．改正の要旨　本規格は，15年以上前に改訂された前規格JEC-3408：1997「特別高圧 (11kV～275kV) 架橋ポリエチレンケ

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論文誌目次

2016 年136 巻4 号 p. 238-240
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.238

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学会だより／技術報告要旨

2016 年136 巻4 号 p. 241-248
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.241

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学会だより／技術報告要旨

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会告

2016 年136 巻4 号 p. 250-259
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.250

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編集後記

2016 年136 巻4 号 p. 260-261
発行日: 2016/04/01
公開日: 2016/04/01

DOIhttps://doi.org/10.1541/ieejjournal.136.260

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編集後記

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