資生堂リサーチセンター
2015 年 15 巻 1 号 p. 17-23
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化粧品・医薬品の肌への効果を詳細に検証する上では,皮膚解析技術による客観的な情報の取得が必要不可欠である。そのアプローチとしては,肌表面から観察される現象にとどまらず,肌内部状態を皮膚の層別にあるいは皮膚構成成分特異的に評価できることが望まれている。近年の光学技術の進歩は,非侵襲で肌内部の構造情報の取得,分子レベルの解析,物性評価を可能にしつつある。そこで,本稿では我々が取り組んでいる光学技術を用いた新しい皮膚の評価法について概説したい。
日本油化学会誌
油化学
油脂化学協会誌
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