東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻内部障害分野
東北大学医学部第1内科
東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻内部障害分野 国立身体障害者リハビリテーションセンター
2000 年 9 巻 3 号 p. 432-437
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呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)を施行した重症肺気腫患者のうち, lung volume reduction surgeryの対象とならなかった症例では,呼吸リハ後,運動機能は改善傾向を示したが,精神心理機能,QOLには改善を認めず,ADLの各場面での不安を抱いていた.肺気腫患者の「生活の質」を向上させるためには,精神心理状態や社会生活環境も考慮した包括的な呼吸リハアプローチの確立が望まれる.
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