東京医科大学耳鼻咽喉科学
2000 年 9 巻 3 号 p. 266-271
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嚥下障害による栄養低下に対しては,一般に経鼻胃管,胃瘻や中心静脈栄養などが用いられている.しかし,経口摂取を禁じてもまだなお唾液の誤嚥による嚥下性肺炎の危険は残る.したがって,嚥下障害に対しては単に経口摂取を禁じて非経口の栄養路を求めるだけではなく,積極的な嚥下訓練や,場合によっては悪循環を断ち切る外科的治療が必要となる.現在行われている外科的治療について紹介する.
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