順天堂大学医学部附属静岡病院呼吸器内科
順天堂大学医学部呼吸器内科
2007 年 17 巻 3 号 p. 269-272
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人工呼吸管理を要した重症肺炎59例を対象としてretrospectiveに検証を行った.対象を人工呼吸器からの離脱群と非離脱群に分け,人工呼吸開始時の患者背景,vitalsign,検査値等について検討した結果,離脱群において人工呼吸管理開始時の血清総蛋白値,血清アルブミン値が有意に高値であった.
この結果から,人工呼吸管理開始時の血清総蛋白値,血清アルブミン値は人工呼吸器からの離脱を予測するうえで重要な判断項目であると考えられた.
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