抄録
本稿では、XMLの蓄積・管理のためのデータサーバーeXce1onと、それをコアにしたソリューション製品を紹介する。最初に、EDIの領域では軽視されがちなXMLの構造記述力、自己説明性、構造の柔軟性について、ダイナミックモデリングの観点からその重要性を再確認する。eXoe1onは、オブジェクトデータベース(ObjectStore)の技術を利用し、XMLの構造を表現するオブジェクト(DOM)の形式で蓄積・管理することで、XMLの様々な特徴を最大限に生かすことができるデータサーバーである。このデータサーバーをコアにして、B2B Portal Serverは、企業内外のドキュメントの統一的な管理を、B2B Integration Serverは、企業間でのビジネスプロセスの連携を強力に支援する。