主催: 人工知能学会
会議名: 第100回先進的学習科学と工学研究会
回次: 100
開催地: 近畿大学 東大阪キャンパス E館(情報学部棟)
開催日: 2024/03/16 -
p. 72-76
テスト理論における能力推定には探索的手法と確証的手法がある.探索的手法ではその次元を含めて学習者の能力値を推定するが,得られた能力の解釈可能性を保証しない.確証的手法では,ドメインモデルに基づいて問題を解くために必要十分な制約条件を明確にし,各制約条件を考慮しているかという「能力」を設定した上で学習者の能力推定を行う.本研究では算数文章題における三文構成モデルを例に、確証的手法の有効性を検討した.