園芸学研究
Online ISSN : 1880-3571
Print ISSN : 1347-2658
ISSN-L : 1347-2658
栽培管理・作型
播種時期および摘心節位がキンギョソウの生育・開花に及ぼす影響
稲葉 善太郎馬場 富二夫石井 ちか子石井 香奈子武藤 浩志末松 信彦堀内 正美
著者情報
キーワード: 品種, 採花本数, 到花日数
ジャーナル フリー

2011 年 10 巻 4 号 p. 537-544

詳細
抄録
日本の暖地においてキンギョソウ‘メリーランドピンク’,‘ライトピンクバタフライII’および‘ポトマックアーリーホワイト’を供試し,7月16日,7月31日および8月14日に播種して第2または3節で摘心し,冬期夜温11℃設定で栽培した.‘メリーランドピンク’では,7月31日および8月14日播種の第3節摘心により,採花本数の増加と開花初期の切り花長が長くなることが認められた.‘ライトピンクバタフライII’では,いずれの播種時期においても第2節摘心で開花初期の切り花長が長かった.‘ポトマックアーリーホワイト’では,7月16日播種の第2または3節摘心および7月31日の第3節摘心により冬季の採花本数が増加した.
著者関連情報
© 2011 園芸学会
前の記事 次の記事
feedback
Top